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読みもの / 乗り換え

ホームページ制作会社の乗り換え方|解約を伝える前に確かめる3つのこと

2026年10月3日

止めずに乗り換える

ホームページ制作会社の乗り換えは、できます。ただし、先に解約を伝えてしまうと、ホームページやメールが止まることがあります。失敗のほとんどは、順番の間違いで起きます。

この記事では、解約を伝える前に確かめる3つのことと、止めずに切り替える順番を書きます。

制作会社を乗り換える前に:ホームページは3つの部品でできています

乗り換えの話は、ホームページをお店にたとえると分かりやすくなります。

住所ドメインexample.com のような部分。名刺やチラシに載せるもの。
建物サーバーホームページのデータを置いておく場所。
中身サイト文章、写真、デザイン。見る人の目に入るもの。
乗り換えは「住所はそのままで、建物と中身を新しくする」引っ越しです。

建物と中身は、新しい制作会社が用意できます。問題になるのは住所です。住所の名義がいまの制作会社になっていると、引っ越し先へ持っていけないことがあるからです。

制作会社に解約を伝える前に、確かめる3つのこと

1. ドメインの名義は誰か

最初に確かめるのは、ドメインの名義と、渡してもらえるかどうかです。

末尾が「.jp」のドメインは、JPRSという管理団体の検索ページ(WHOIS)にドメインを入れると、登録者の名前が出ます。自分の会社の名前なら、そのまま持っていけます。

「.com」などは、名前が代理の会社になっていて、検索しても分からないことが多くあります。その場合は、いまの制作会社にメールで聞きます。

そのまま聞く文面

「ドメインの登録者は、どなたの名義になっていますか。こちらへ移す手続きに、応じていただけますか」

この時点では、まだ「解約したい」とは書きません。確認だけにします。

調べ方の画面と、結果の読み方は、ドメインの名義を自分で確かめる方法にくわしく書きました。

2. そのドメインのメールを使っているか

「[email protected]」のように、ホームページと同じ住所のメールを仕事で使っている場合は、注意が要ります。ドメインの設定を切り替えた瞬間に、メールが届かなくなることがあるからです。

使っているアドレスを全部書き出して、新しい制作会社に「同じアドレスを、切り替えの前に使えるようにしてもらえるか」を確かめます。対応していない会社もあるので、先に聞いておきます。

3. 契約があと何か月残っていて、やめる条件は何か

契約書で、次の3つを見ます。

  • 契約の期間は、いつまでか
  • やめるときは、何か月前に伝える決まりか
  • 途中でやめると、いくらかかるか

支払いがリース契約になっている場合は、ホームページをやめても残りの支払いが続きます。乗り換えると二重に払うことになるので、契約が終わる時期に合わせるほうが安全です。お店や会社としての契約には、クーリングオフの制度が使えません。リース契約そのものをやめたい場合は、弁護士などの専門家に相談してください。経済産業省のリースのページに、中小企業向けの資料と、リース事業協会への案内があります。

ホームページを止めずに、管理会社を変更する順番

ホームページを止めずに制作会社を乗り換える順番。1 ドメインの名義・メール・契約の残りを確かめる、2 新しいサイトを別の場所でつくる、3 ドメインとメールの準備をする、4 切り替える、5 解約を伝える
2から4のあいだは、古いサイトと新しいサイトの両方があります。ホームページが見られない時間ができません。

3つを確かめたら、次の順番で進めます。解約を伝えるのは、最後です。

1
3つを確かめるドメインの名義、メール、契約の残り。
2
新しいサイトを、別の場所でつくるいまのホームページは、動かしたままにします。
3
ドメインとメールの準備をするドメインを移す手続きと、同じメールアドレスの用意。
4
切り替える住所の行き先を、新しいサイトへ向けます。古いページから新しいページへの転送も、ここで入れます。
5
ここで初めて解約を伝える新しいサイトとメールが動いているのを確かめてから。
2から4のあいだは、古いサイトと新しいサイトの両方がある状態です。どちらかが必ず動いているので、ホームページが見られない時間ができません。

4の「転送」は、古いページのアドレスを開いた人を、新しいページへ自動で送る設定です。これを入れておくと、検索結果やブックマークから来た人が迷子にならず、検索での評価も引き継ぎやすくなります。新しい制作会社に「古いページからの転送は入りますか」と聞いておくと安心です。

いまの写真や文章を、新しいサイトで使うとき

2で新しいサイトをつくるとき、いまのホームページの写真や文章をそのまま使いたくなります。使ってよいかどうかは、だれが用意したものかで分かれます。

用意した人新しいサイトで使えるか
自分で撮った写真、自分で書いた文章使えます。
いまの制作会社が撮った写真、描いたイラスト、書いた文章契約書に、権利がどちらにあるかが書いてあります。書いていなければ、制作会社に「新しいサイトでも使ってよいですか」と聞きます。
素材サイトの写真やイラスト借りた制作会社だけが使える決まりのことがあります。使えなければ、新しい制作会社に用意し直してもらいます。

聞くのは、解約を伝える前がおすすめです。使えないものがあっても、撮り直すか、用意し直せば済みます。黙ってそのまま写すのだけは、避けてください。

制作会社にドメインを渡してもらえないとき

名義がいまの制作会社で、渡すことを断られた場合は、新しいドメインでつくり直すことになります。そのときに起きることは、3つあります。

起きることできる手当て
住所が変わる名刺、チラシ、看板、Googleマップ、SNSの案内を、新しい住所に書き換える。
メールのアドレスが変わる取引先に、新しいアドレスを知らせる。しばらくは古いアドレスも見られるように、契約を残す期間を取る。
検索での評価がやり直しになる古いサイトに「移転しました」の案内と新しい住所を載せてもらえるよう、頼んでみる。

手間はかかりますが、乗り換えそのものはできます。次に契約するときは、同じことが起きないように、やめるときの条件とドメインの名義を契約の前に確かめておくのがおすすめです。

いまのホームページを、つくり直した見本でお見せします。

依頼フォームに、いまのホームページのアドレスを入れてください。その内容をもとに、新しいサンプルをつくります。見て、直して、それで良ければご契約。そこまでの費用はいただきません。

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